「囚われた肉体の...」 - 絵からも見られている

日本ではまだ珍しいアクリル絵具の垂らし込み(フルイドテクニック)を使った作品です。 
黒い絵具を流した地の上に、白・黒・銀の絵具を垂らし、ルーカス・クラナッハ(15世紀ドイツ)の絵画から取った眼を透明なフィルムでコラージュしています。 

フルイドテクニックのように、絵具の粘度や重力など自分では完全にコントロールできない要素が多い技法を使うとなおのこと、作品が作家とは異なる個性を包含した、他者のように感じられます。 
もし絵がそういった存在であるなら、私たちが絵を見るとき、絵もまた私たちを見ているのかもしれません。 

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是蘭  「囚われた肉体のあらゆる部分が欲望の汚れから解放されねばならない、か」